月別アーカイブ: 2021年5月

松波町会だより 2021年5月327号

法人化された新しい松波町会がスタートしました!
松波町会会長 竹下登志成

5月16日(日) 松波町会は今年度の定例総会を開いて、先に決め市が認可した町会の法人化を改めて確認しました。新しい規約に込めた新しい活動がスタートしたのです。

私は、ある会社の起こりを思い浮かべます。
京都の北、いまの綾部市のあたりが何鹿郡(いかるがぐん) と呼ばれていたころ、ある小学校教師が、子どもたちがあまりに貧しいことを憂えて働く場をつくることを思いつきます。当時の何鹿郡には、養蚕を奨励するスローガンというか目標のようなものがあり、「是(ぜ)」と呼んでいたそうですが、明治 29 年にスタートしたこの製糸会社はその実現を目指して「郡是製絲株式会社」と名乗りました。

みなさんにも馴染みがある会社、今に続く「グンゼ」のそれが起源と伝えられています。「郡是」では、女工でなく工女と呼び、学校や病院をつくって働く人たちを大事にしたということです。

私はこの話を思い浮かべるたびに、新しい規約を掲げた松波町会が、そのもとでこれから
何をするのかが問われているような気がします。
総会でもお話ししましたが、新しく松波に移り住む若いご夫婦が増えていて、そのほとんどが積極的に町会に加入されます。
また今度の総会では、すべての班から委任状が届きました。初めてではないかと思うのですが、そうした期待に応えるためにも、心を新たにしたいと思います。

町会の 44名の理事は、一人ひとりが経験の中で培ったいろいろなパワーの持ち主です。
みなさんもご一緒に、住みよい松波づくりへのご参加をお願いします。
行事カレンダーはこちらから→年間予定表